松伐木御𥘭[注]文事 口数三拾五口 一、代金拾両壱分弐朱也、 山出シゟ宮田渡様裏川端迄日用 一、代金壱両弐分也、 二口〆拾壱両三分弐朱也、 右之通り、慥ニ御請負仕候間、御手合金 弐両也、慥ニ請取申候、為年(念)請人 嘉(加)印仕、差上置申候、 以上、 十二月廿五日 嘉永七甲寅歳 神宮寺村 勇助(印) 請人 与右衛門 志賀初右衛門様
松の伐木の注文のこと 件数三十五件 一つ、代金十両一分二朱 山から出すところから宮田渡様の裏川端までは日傭 一つ、代金二両二分 二つ合わせて、十一両三分二朱 右の通り、たしかに(業務を)請け負いましたので、約束金二両をたしかに受け取りました。念のために請人の印を加えて(この証文を)差し上げます。以上。 (略)
神宮寺村の勇助が志賀初右衛門から、松の木材の切り出しの注文を受けている。必要な費用を書き上げた上で、事前に約束金として二両を受け取っている。作業を完遂した後には、さらに代金分の支払いを受けたものか。