諏訪神宮寺村文書J-2「覚(伊勢参宮につき金請取)」(架蔵)

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諏訪神宮寺村文書J-2「覚(伊勢参宮につき金請取)」画像

翻刻

  覚
一、金壱両弐分也
此度伊勢参宮ニ付、慥ニ請取御備[借]用
申処実正ニ御座候、右金子之儀者御入用之
節者、何時成共元利急度御返済
可仕候、為年(念)印紙差出シ置申候、仍而如件、
 嘉永三庚戌年    河原﨑[カ]
     正月十日     勇助(印)
  柏屋源左衛門様
	

現代語訳

 覚え
一つ、金一両二分
 この度、伊勢に参宮するので、たしかに(金を)受け取り借用しましたことに間違いありません。右の金子については(あなたが)ご入用の時にはいつであっても元金・利息を必ず返済いたします。念のために印をおした証文を差し出します。この通りです。
(略)
	

大意

河原崎の勇助が伊勢参宮のための資金調達のために、柏屋源左衛門から金を借りている。金額部分および差し出しの印鑑部分は見せ消ちされており、証文としての有効性は既に無いことが示されている。借金が返済された際にそのような操作がなされたものであろう。